キャッスルパニック

最近お気に入りのゲーム紹介*1

基本ルール

キャッスルパニックは、パンデミックのような協力ゲームです。
プレイヤー達は、森の中心部に建てた塔をモンスターの攻撃から守りきれば勝利となります。
モンスターは、塔を中心とした6分割、4層の円の外側から毎ターン内側に進撃してきます。
プレイヤーは手札の攻撃カードを駆使して、モンスターを撃退します。
モンスターを全て退治し、塔が残っていればプレイヤーの勝利、
塔が全て破壊されてしまえばプレイヤーの敗北になります。

魔王様登場!!

このゲームの拡張モードとして、プレイヤーの一人が魔王となり、
モンスターをコントロールすることが可能です。*2
というか、魔王がいるこのモードがむしろメインとなるべき楽しさです。
ただし、基本的に難易度がプレイヤー視点で低めなので、
魔王はかなり苦しい展開になることが多いです。*3
そこで、ハンデキャップの追加を検討してください。

ハンデキャップ設定時の要因

まず、魔王以外のプレイヤー人数がかなり難易度に影響します。
5人以下の場合、手札は5枚、プレイヤー間のトレードは1枚まで
6人の場合、手札は4枚、プレイヤー間のトレードは2枚まで
手札の上限=1ターンのダメージ上限となるため、6人よりも5人の方がプレイヤー視点の難易度が下がります。
プレイヤー5人の場合は魔王が有利となる何かしらのハンデを設定した方が緊迫したゲームになるでしょう。

ハンデキャップアイデア

説明書に記載されていないハンデキャップのアイデアを列挙しておきます。

ゲーム開始時の城壁が半分

説明書に記載されている"建造中"との中間となるハンデです。
1つおきに城壁を建造してある状態でゲームをスタートします。

モンスタートークン+1

魔王が所有できるモンスタートークンの上限を3→4にします。
プレイ上限は変更しません。
魔王は3枚のモンスタートークンを所持し、2枚まで実行できるのが通常ルールですが、
1枚所有上限が増えるだけで行動の選択肢がかなり広がります。
プレイヤーが5人いるときでないと、魔王に勝利するのはかなり難しくなりそうです。

Scavenge禁止

プレイヤーの手札から、Scavengeカードを抜いた状態でプレイします。
Scavengeは、墓地にあるカード(使用済みのカード)を選択して回収できるカードです。
このカードがあるせいで、プレイヤーカードの山が1週する間に2発のBarbarianが実行されてしまいます。
BarbarianおよびDrive Him Back!の実行回数が減るため、城内に侵入された場合の対抗手段が減ることになります。
かなり魔王側有利になるのではないでしょうか?*4

感想、まとめ

このゲーム、魔王対プレイヤーで拮抗した展開がとても楽しいです。*5
是非バランスの良くなるハンデキャップを考えてプレイしてください。
また、良いハンデキャップのアイデアがあれば是非教えてください!!

リンク

日本語版説明書を作成したアークライトの紹介記事
http://www.arclight.sakura.ne.jp/bgame/mart/viewer.cgi?mode=single&code=BG0561
すごろくやの紹介記事
http://sgrk.blog53.fc2.com/blog-entry-1369.html

*1:2010年発売の新作

*2:オーバーロード(魔王様)ゲーム

*3:ただし、魔王は運の要素が大きいためいい勝負になることもある

*4:まだやったことない

*5:拮抗した展開で、自分が魔王で勝利するのが一番楽しい